着いたところは、誰もいない空き教室。
夏希ちゃんは教室のドアを閉め
カーテンも全部閉めると……
バン!!!
私の目の前にある机を、思いきり両手で叩いた。
怒り炎が立ち上っているかのよう。
夏希ちゃんの目と眉が、これでもかというほど吊り上がっている。
この状況が飲み込めず、キョトンとしていると
「由乃ちゃんって、マジでサイテー!!」
怒りを手のひらに込め、夏希ちゃんは机をバンバンバンと力いっぱい連打した。
「みんなの恋を応援してますみたいな顔で良い人ぶってるくせに。裏では友達の好きな男子を、自分のものにしちゃってるんだって?」
なに……それ……



