_______結婚願望なんてなかった。

だけど、東条朝都と会って_____

心を奪われた。


出会いは、……あの時。

入学式の時。一目惚れした。

それから年月が経ち_____私達は学園を卒業。

今は……東条家に嫁いでいる。

東条一家に可愛がられて。


「なぁ、」

「なぁに?朝都」

「結婚しよう」

「・・・・?!け、結婚?!」

「親も賛成している。俺達、もう4年も付き合ってるんだぞ。もうそろそろ結婚したいぞ俺は」

「もう、4年も経つんだね〜時の流れる時間は早いね」

「……今、話を逸らそうとしただろ。そんなの俺は逃さない。結婚は、明日」

「あ、明日?!」

「会場は、ここだ」

「ここって……朝都の家でやるの?!」

「その方がいいだろ。ドレスは、決めてある。当日楽しみにしとけよ」


それだけを言ってその場を後にした。

私は呆気に取られてしまった……。


結婚か〜。

考えたこともなかったよ。

東条朝都と結婚。

それにしても、朝都…一段とカッコよくなったな〜(◍ ´꒳` ◍)

今じゃ、大人の顔だね〜


「ニャー」

「ん?猫ちゃん」

東条家の家族の黒猫のくーちゃん。

黒だから、くーちゃんなんだって。

私は、足元に居るくーちゃんを持ち上げて抱き寄せた。

「いつ見ても、お主は可愛いの〜(>ᴗ<)」


☆。.:*・゜


そして、結婚式当日。

私は、水色のドレスに身を包まれていた。

「……可愛い」

「だろ。俺が選んだんだ」

水色のドレスにはふわふわの可愛い飾りが着いていた。

「本当に、私達結婚……するんだね」

「あぁ。お前は、俺の運命の相手だからな。俺こそ、一目惚れしたんだぞ」

「嬉しい」

私は、瞳から涙が零れ落ちた。

それを、朝都がぬぐう。

「俺と出会ってくれてありがとう、これから先も愛してるぞ」

「うん!」


私は、朝都にハグをした。



これから先は、幸せな時間。

2人ともお幸せに❤



〜第1章課外活動終〜

第2章もあるかも