魔法船アンドロメダ内部。
 ひんやりしていた。魔法で温度が調節されているらしい。
 スサノオは階段を降りていた。両側にはランプがともっている。スサノオの美しい顔に光が当たっていた。
 スサノオは一歩ずつ階段を降りて行った。
 階段を降りると、廊下が続いていた。両側にはランプがともっていた。スサノオは廊下を歩いて行った。両開きの扉があった。スサノオは扉をそーっと開けた。
 広い空間があった。
 そこには箱があった。そこに井上なぎさが入っているのだ。スサノオは箱を見た。片側に蝶番がついていて、ふたが開くようになっている。スサノオは片側に立って、箱に手をかけた。スサノオは両手で箱のふたを開けた。