魔法の船アンドロメダは、車輪をつけた台に乗せられ、東の海岸までワグタウン青年団によって運ばれた。そうして東の海岸についた。アンドロメダは青年団によって車輪のついた台から海へと降ろされた。船は海上を進んでいった。侯爵は泣きながら、手を合わせて祈っていた。
 「スサノオ様、どうか娘をよろしくお願いします」
 船は遠く沖へとみえなくなった。