携帯も静かになって
3時間くらい経った

だいぶ呼吸も楽になった

「流石に3時間もまってないよね。」


日付も変わってしまって空いてるところがコンビニしかない...
家に何もなく仕方なくご飯を買いに出た

歩いて5分

ついた。

「え?」

見覚えのあるスポーツカー
中には見覚えのある人が乗っていた

目があってしまった
足が勝手に家に向かって歩いていた

走って追いかけてくる

「待って待って、せっかく来てくれたのに何で帰るの」

「流石に3時間も待ってないと思ってご飯買いに来ただけ」

「待ってた俺の勝ち。ちょうどいいじゃん、ご飯行こうよ」

「こんな時間どこもやってないよ」

「俺の行きつけの寿司屋はやってる、まぁ乗れよ」

私の手を引いて半無理矢理、車に乗せた