酸素マスクをつけて手の甲に点滴を繋がれた。
全部、海斗がしてくれた。
他の医者や看護師は遠くから見てるだけで近くに寄ってこなかった。
「すず。さっき点滴抜いた後、止血して消毒して包帯まく。血が止まってないから。ちょっと消毒痛いけど我慢して」
両手の点滴を抜いた後、血が止まってなかったんだ。
それすらも気づかないくらいパニックになってた。
「寝れるようだったら寝ていいよ。」
「...帰りたい」
「わかってる、相談してみるからとりあえず点滴終わるまではこのまま横になってて。」
海斗が私のまぶたを優しく撫でてくれてそのまま寝てしまった。



