家に着いて3時間ほど経った時
また耐えきれないほど痛みに襲われた。

薬切れたのかな。

「...海斗」

...プルルル

「出て、お願い」

出てくれない。


真由さんにかけよう

...プルルル

真『すずちゃん』

「...真由さん...助けて」

真『どうした?大丈夫?
翔太!すずちゃんが。』

「背中が痛くて...呼吸...できないし
...痛過ぎて動けない」

翔『先生は?』

「...電話でなくて。オペだって...言ってた」

翔『わかった、切らずにそのままにしてて。』