私の担当医。


「すず入るよ」

海斗が部屋に入ってきた。

「すず、ちゃんと出せてたじゃん。
最高、ありがとう。少し診察させて」


「たーちーばーなーせーんーせーいー!
痛いよー、お腹痛いー!!!早くきてー!!!」

隣がうるさい。

「行っていいよ」

静かにしてきて。
声聞くだけでストレス溜まる


「ごめん、すぐ戻ってくる」


海斗が私に申し訳なさそうに隣の様子を見に行った。

「ごめん、俺いま忙しいから看護師呼ぶわ。」

「嫌だよ、ここにいてよ。
萌、先生のこと...」

その言葉を遮るように海斗がナースコールを押した。

「看護師くるから待ってて」


海斗が戻ってきた

「すず、処置室いこう?」

「ここでいいよ」

「でも...」

「だからいいって」

「わかった。熱測って」

一通り診察を終わらせた。
熱がまだ下がってなくて今日も部屋に戻れないと言われた。

今日はその方が都合がいい。
見張っとかないと萌という子が何しでかすかわからない。

急になんだか胸がきゅーっと苦しくなった
呼吸しにくい。

恋ってこんなに苦しいの...