フラフラになってる気がして
倒れてみんなに迷惑かける前に
自ら部屋に戻った。
戻った部屋は静かだった。
少し休もう
真「すずちゃんまた来るから。なんかあったら電話して。」
お得意の布団潜りを披露してたらそのまま眠ってしまった。
「すず」
誰かに呼ばれて目が覚めた。
携帯を見たら16時。
しんどくてぼーっとしてるのか
時間の感覚がない。
「すず、入るよ」
海斗の声だ。
「昼、自分で戻ってきて偉かった。体調は?ちょっと診察させて」
「嫌だ、触らないで。」
「すず。いつまで経っても上に戻れない」
「戻す気ないでしょ」
いいよ、熱下がったら自分の家帰るから
「熱さえ下がれば戻す」
「嘘はいいよ。昨日戻してくれなかった。顔見たくない、出てって」
「ダメ。朝から診察も検査もしてない。
ご飯も食ってない。喘鳴も聞こえる。」
確かに今日何もしなかった。
ご飯も食べてない
「わかった、あとでちゃんと診察くらいならする。少し待って。」
「何分待てばいい?」
「私のやる気になるまで。」
「それ、今日中だよな?」
「わかんない」
「今日中なら待ってやるよ。
あっでもタイミングみてこれだけ出して。」
検尿カップを置いて部屋を出てった
いつも通り優しい海斗だった。
私がどんだけ遠ざけても海斗は離れないでいてくれる。
私からも私の病気からも。
すごく感謝してるし大好き。
なのに素直になれない。
しかも今日の朝、抱きつきあってたのも思い出すと嫌気がさす。
脳裏に焼きついて離れない。
苦しい。
恋愛って苦しいんだね



