「い、いや……魔物たちを攻撃している……?」
「――彼らは味方だ! 月の女神様が援軍を寄越して下さったのだ! 未だ、一気に畳みかけるぞ!」
苦戦していた様子のレオリンが兵士たちを鼓舞し、黒い大蛇に総攻撃をかける。そして、髪留めを介して流れ込んだ魔力で力を取り戻し、拮抗状態に持ち直したリュアンが、さらに魔法の出力を上げる。
「もう……やめろラケル! 力で縛っても、人の心は手に入らない! お前だって、彼女には幸せでいて欲しいはずだ! 今すぐ、魔法を止めろ……でないと!」
徐々にお互いの魔法の接点がラケルの方に寄っていく。彼ももう余力がないのだ……このままでは、自身で放った魔法に飲み込まれてしまう。
「ぐっ……ぼ、くを……、止めたければ! あなたが、選べ! 僕を、殺すか……あなたたち全員で助かるか!」
「いい加減にしろ! 死ぬぞ!」
「構わない! それが僕の覚悟だ!」
「――彼らは味方だ! 月の女神様が援軍を寄越して下さったのだ! 未だ、一気に畳みかけるぞ!」
苦戦していた様子のレオリンが兵士たちを鼓舞し、黒い大蛇に総攻撃をかける。そして、髪留めを介して流れ込んだ魔力で力を取り戻し、拮抗状態に持ち直したリュアンが、さらに魔法の出力を上げる。
「もう……やめろラケル! 力で縛っても、人の心は手に入らない! お前だって、彼女には幸せでいて欲しいはずだ! 今すぐ、魔法を止めろ……でないと!」
徐々にお互いの魔法の接点がラケルの方に寄っていく。彼ももう余力がないのだ……このままでは、自身で放った魔法に飲み込まれてしまう。
「ぐっ……ぼ、くを……、止めたければ! あなたが、選べ! 僕を、殺すか……あなたたち全員で助かるか!」
「いい加減にしろ! 死ぬぞ!」
「構わない! それが僕の覚悟だ!」



