偽イーデルを追って窓から飛び出そうとしたリュアンの足を掴んで引き戻したのはキースだ。彼はテーブルの上にリュアンを放り投げるとすぐさま指で魔法の光をひらめかせる。
(危ないっ……!)
そうした理由はセシリーにもすぐにわかった。窓枠にいつしか、赤々としたひとつの魔法陣が貼り付き、今にも起動しそうにちかちかと光る。
咄嗟にセシリーも『浮遊』の魔法を詠唱し、動きの固まっていた兵士やマイルズたちをこちら側に引っ張った。
――ドオンッ!
キースが描く青い防御用魔法陣が輝いたのが見えた瞬間、窓の外で大爆発が起こる。
「きゃあああぁぁ――っ!」
セシリーはオーギュストに机の下に押し込まれて庇われながら叫ぶ。
鼓膜が破れるかと思うような衝撃の後、砂粒をひっかぶりくらくらする頭を机の下から出すと、部屋の壁にはぽっかりと大きな穴が開きキースが倒れている。
(危ないっ……!)
そうした理由はセシリーにもすぐにわかった。窓枠にいつしか、赤々としたひとつの魔法陣が貼り付き、今にも起動しそうにちかちかと光る。
咄嗟にセシリーも『浮遊』の魔法を詠唱し、動きの固まっていた兵士やマイルズたちをこちら側に引っ張った。
――ドオンッ!
キースが描く青い防御用魔法陣が輝いたのが見えた瞬間、窓の外で大爆発が起こる。
「きゃあああぁぁ――っ!」
セシリーはオーギュストに机の下に押し込まれて庇われながら叫ぶ。
鼓膜が破れるかと思うような衝撃の後、砂粒をひっかぶりくらくらする頭を机の下から出すと、部屋の壁にはぽっかりと大きな穴が開きキースが倒れている。



