――バタン!
「ちょっと~、なかなか帰って来ないけど、どうかした~? って……何やってんの!」
扉から顔を覗かせたのは、ロージーだった。
彼女が咄嗟にラケルを突き飛ばし、セシリーは拘束を解かれて尻餅を付くと、すぐに身を翻して外に飛び出す。
「セシリー! 待って!」
「あんた、あの子に――」
言い合いはすぐに聞こえなくなった。階下に降りていったセシリーは、そのまま掃除用具庫の隅で座り込むと、肩を抱いて蹲る。
(……わかんない)
どうしてこうなってしまったのだろう。ラケルはセシリーにとって、リルルと一緒に、大変な時何度も助けに来てくれた、騎士団で一番最初にできたかけがえのない友達なのに……。
「ちょっと~、なかなか帰って来ないけど、どうかした~? って……何やってんの!」
扉から顔を覗かせたのは、ロージーだった。
彼女が咄嗟にラケルを突き飛ばし、セシリーは拘束を解かれて尻餅を付くと、すぐに身を翻して外に飛び出す。
「セシリー! 待って!」
「あんた、あの子に――」
言い合いはすぐに聞こえなくなった。階下に降りていったセシリーは、そのまま掃除用具庫の隅で座り込むと、肩を抱いて蹲る。
(……わかんない)
どうしてこうなってしまったのだろう。ラケルはセシリーにとって、リルルと一緒に、大変な時何度も助けに来てくれた、騎士団で一番最初にできたかけがえのない友達なのに……。



