「マーシャ、顔を上げて」
「ラナ……」
「ごめんね、私もあの時一杯一杯で……。あなたの様子がおかしいって気づいてたけど、レミュールに任せきりにしちゃったんだ。いつも優しいあなたに甘えて、ずっと……支えて貰ってきたのにね」
マーシャは胸を強く抑え、喉の奥から絞り出すような声をあげる。
「あ、あたしは……あなたが羨ましかった! いつも明るくて、人に好かれて、魔法だって上手で……ずるいって。あなたが陰でどれだけ頑張ってたのかもわかってたのに……大好きだったのに! 本心じゃなくても……心のどこかずっと、憎んでたんだ……」
そんなマーシャに、ラナはしゃがんで目線を合わせ、体を引き寄せ腕の中に迎える。
「でもそんなの関係ないくらい、あなたは私のことを気に掛けてくれていたじゃない。遅くまで勉強してた私に温かいお茶を持って来てくれたこととか、資格があるって認められた時、レミュールと一緒にお祝いしてくれたこととか……他にもいっぱい。私は全部忘れてないよ」
「ごめんなさい……ごめんなさいっ!」
「ラナ……」
「ごめんね、私もあの時一杯一杯で……。あなたの様子がおかしいって気づいてたけど、レミュールに任せきりにしちゃったんだ。いつも優しいあなたに甘えて、ずっと……支えて貰ってきたのにね」
マーシャは胸を強く抑え、喉の奥から絞り出すような声をあげる。
「あ、あたしは……あなたが羨ましかった! いつも明るくて、人に好かれて、魔法だって上手で……ずるいって。あなたが陰でどれだけ頑張ってたのかもわかってたのに……大好きだったのに! 本心じゃなくても……心のどこかずっと、憎んでたんだ……」
そんなマーシャに、ラナはしゃがんで目線を合わせ、体を引き寄せ腕の中に迎える。
「でもそんなの関係ないくらい、あなたは私のことを気に掛けてくれていたじゃない。遅くまで勉強してた私に温かいお茶を持って来てくれたこととか、資格があるって認められた時、レミュールと一緒にお祝いしてくれたこととか……他にもいっぱい。私は全部忘れてないよ」
「ごめんなさい……ごめんなさいっ!」



