「頭目はどうも取引相手と会っていた時の情報や、場所を朧気にしか記憶していないようで……今からすれば、事が成った後どこにあなたたちを連れて行くかもよく覚えていなかったようなのです」
「……本当か? 気味が悪いな」
「ええ。そして彼の記憶に鮮明に残っているのはただひとつ、何者かの血塗られたように赤い瞳孔のみだそうです。依頼主か、それに近しい人物なのでしょうが、そこまで彩度の高い瞳孔を持つ者となれば……」
「魔法使い……か」
リュアンの断定にキースも頷いた。
「では奴らは、なんらかの魔法の影響下にあった……のか? しかし精神を操る魔法など……ほとんど聞いたことが無いぞ」
「人の意識は魔力によって操られることに大きな反発を示しますからね。下手をすれば数秒で廃人だ。私もまともにそんな物が扱える者がいるとは思い難いですが、なんにせよあなたも身辺には気を付けてください。仲間たちにも隙を見せないよう徹底させていますので……」
この事件が、リュアンやセシリー個人に対して画策されたものだったのか、それとも魔法騎士団自体を対象として、なんらかの害を与えようとしたのか……。
「……本当か? 気味が悪いな」
「ええ。そして彼の記憶に鮮明に残っているのはただひとつ、何者かの血塗られたように赤い瞳孔のみだそうです。依頼主か、それに近しい人物なのでしょうが、そこまで彩度の高い瞳孔を持つ者となれば……」
「魔法使い……か」
リュアンの断定にキースも頷いた。
「では奴らは、なんらかの魔法の影響下にあった……のか? しかし精神を操る魔法など……ほとんど聞いたことが無いぞ」
「人の意識は魔力によって操られることに大きな反発を示しますからね。下手をすれば数秒で廃人だ。私もまともにそんな物が扱える者がいるとは思い難いですが、なんにせよあなたも身辺には気を付けてください。仲間たちにも隙を見せないよう徹底させていますので……」
この事件が、リュアンやセシリー個人に対して画策されたものだったのか、それとも魔法騎士団自体を対象として、なんらかの害を与えようとしたのか……。



