「痛いよ、セシリー……」
「本物だ……ごめん。……って、えええええ!? なんでっ、ふたりともこんなところにいるの!?」
「助けに来たに決まってるだろ! もう……本当に無事でよかった」
ラケルは一旦体を離してセシリーの顔をしっかりと見ると、もう一度強く抱きしめる。その仕草からは本気の心配が窺えて、セシリーは胸が温かくなり、体の力が抜けて目が潤む。
「あ、ありがとう~……でもどうして、私たちの場所がわかったの?」
「こいつ、セシリーの場所がなんとなく分かるみたいなんだ」
ラケルが親指で差した後ろから、巨大になったリルルの顔が迫って頬ずりする。
「ふうん……? それじゃリルルのお手柄だね、ありがと。今度、ご馳走持って行くからね」
「ウゥ、ウォン!」
今の白狼は、彼女とラケルと足したよりも何倍も大きい。ラケルと彼の出会いを聞いていたセシリーは、あらためて感慨深さを感じながら鼻面を掻いてやった。そして、リュアンが大きな傷を負っていることを思い出す。
「本物だ……ごめん。……って、えええええ!? なんでっ、ふたりともこんなところにいるの!?」
「助けに来たに決まってるだろ! もう……本当に無事でよかった」
ラケルは一旦体を離してセシリーの顔をしっかりと見ると、もう一度強く抱きしめる。その仕草からは本気の心配が窺えて、セシリーは胸が温かくなり、体の力が抜けて目が潤む。
「あ、ありがとう~……でもどうして、私たちの場所がわかったの?」
「こいつ、セシリーの場所がなんとなく分かるみたいなんだ」
ラケルが親指で差した後ろから、巨大になったリルルの顔が迫って頬ずりする。
「ふうん……? それじゃリルルのお手柄だね、ありがと。今度、ご馳走持って行くからね」
「ウゥ、ウォン!」
今の白狼は、彼女とラケルと足したよりも何倍も大きい。ラケルと彼の出会いを聞いていたセシリーは、あらためて感慨深さを感じながら鼻面を掻いてやった。そして、リュアンが大きな傷を負っていることを思い出す。



