「くっくっく……失礼。いや、ぜひそうしたいところなのですが、いつまでも子供じみた我儘に付き合っているわけにもいかないのでね。今回は私はお休みで、彼女に団長を引っ張って行ってもらおうかと。そろそろ彼にも、もう一段階成長して貰わないとなりませんから。ね、セシリーさん?」
「はあ……それじゃ頑張りますけど」
自分と舞踏会に出ることがどうリュアンの成長へと繋がるのか。片目をつぶったキースの言う意味がよくわからず、セシリーは首を傾げ……メイアナは心得たように頷く。
「なるほど、色々と事情がお有りですのね。団長様のお相手でしたら、それはそれは遠慮して差し上げなければ」
メイアナは視線をそれとなく窓の外にやり、追ってみるとセシリーの位置からでも、周りの建物よりひとつ抜けた背の高い時計塔を垣間見ることができた。
「はあ……それじゃ頑張りますけど」
自分と舞踏会に出ることがどうリュアンの成長へと繋がるのか。片目をつぶったキースの言う意味がよくわからず、セシリーは首を傾げ……メイアナは心得たように頷く。
「なるほど、色々と事情がお有りですのね。団長様のお相手でしたら、それはそれは遠慮して差し上げなければ」
メイアナは視線をそれとなく窓の外にやり、追ってみるとセシリーの位置からでも、周りの建物よりひとつ抜けた背の高い時計塔を垣間見ることができた。



