「ありがとうルバートさん、後はちょっと急ぎで必要なものが色々あるから、販売所を回らせてもらうわね。騎士団で頼まれてるの」
「それはそれは。ではご自由にお回りくださいませ……ティシエル、くれぐれもおふたりに粗相のないようにな。では失礼」
「も~……お爺ちゃんたら」
子供扱いされて頬を膨らますティシエルの背中を撫でながらルバートを見送ると、セシリーはリュアンが左腕に付けている腕輪に目をやる。
「でも、一応だなんて本当謙遜なんですよ。この子、こないだも王国主催の魔道具の品評会で入賞して、直接王様からお声を掛けていただいたんだから。リュアン様、あなたのその腕輪も、彼女が作ったものなんです。よかったら感想を言ってあげてください」
「む……」
丸い目でじーっと見てくるティシエルに気圧されまいと、厳めしい顔で腕を組み、リュアンは現時点での使い心地を語ってくれた。
「それはそれは。ではご自由にお回りくださいませ……ティシエル、くれぐれもおふたりに粗相のないようにな。では失礼」
「も~……お爺ちゃんたら」
子供扱いされて頬を膨らますティシエルの背中を撫でながらルバートを見送ると、セシリーはリュアンが左腕に付けている腕輪に目をやる。
「でも、一応だなんて本当謙遜なんですよ。この子、こないだも王国主催の魔道具の品評会で入賞して、直接王様からお声を掛けていただいたんだから。リュアン様、あなたのその腕輪も、彼女が作ったものなんです。よかったら感想を言ってあげてください」
「む……」
丸い目でじーっと見てくるティシエルに気圧されまいと、厳めしい顔で腕を組み、リュアンは現時点での使い心地を語ってくれた。



