夏場、海の近くで合宿があった。合宿所でみんなで止まるのだ。野いちご学園の施設であった。海にも海の家のような施設があり、海で遊んだりもできるのだ。しかも穴場の海で、人はまず来ない。
 みんな合宿を楽しみにした。
 そうして合宿。みんなできゃっきゃっいいながら、駅から合宿所へ歩いた。天気は良く暑かった。日差しは強かった。みんな、汗でぐっしょりしていた。肌が美しく光っていた。青春の香りがした。そうして合宿所についた。入って行った。中は冷房がきいておらず、暑苦しかった。
 青春の香りがした。みな汗まみれになった。
 そうして、大部屋に行った。
 「ここで、みんなで寝るの」
 と部長が言った。
 「やったあ」
 と、橋本ここな。
 今日からここでみんなで過ごすのだ。
 やはり冷房はなくもわっと暑かった。青春の香りが漂った。皆で窓を開けた。
 皆、荷物を置いた。そうしてユニフォームに着替えだした。皆できゃっきゃっ言って、抱き合ったりしながら着替えた。
 着替えると、体育館へ向かった。体育館に入ると、もわっとした。冷房はついていない。皆でドアを開け放した。
 それから練習を始めた。
 皆汗をかいた。青春の香りがした。
 休憩をとった。