結局、借りた本は、休憩をはさむところわからなくなり夜中の二時ごろに読み終えた。
苦手な教科の宿題を後回しにて忘れたまま終わろうとしたいつかの夏休みでさえ、こんなに遅くまでは起きていなかった。
それでも気分や体はすっきりしていて、普段と変わらない時間に目が覚めた。
目が覚めて、頭に浮かんだのは夜中に読み終えた小説のこと。明るくまっすぐな性格のマデリン、正直で、時にはふざけたこともいうジョナス。ふたりの会話が、ふたりを取り巻く人々が、ふたりの向かう先が、なによりふたり自身が、とっても魅力的だった。
シンシア・ローズさん。究極のハートウォーミング・ノベリスト——。彼女の作品を、もっと読んでみたい。
わたしは一階におりると、キッチンでお母さんが切っていたバゲットをわきからちょっと手を伸ばして一切れもらった。それを食べながら玄関に向かい、靴を履く。
玄関を出る前に、学校へいくときのように靴箱の上の小皿から自転車の鍵をとった。
最後に口に入れたバゲットを飲みこんで、自転車のロックを外して乗りこむ。
坂はほとんどないけれど車の通りが激しい道ではなく、肺を鍛えるためにもと思い、車の通りがほとんどない、急な坂の多い道を選んで自転車をこいだ。
苦手な教科の宿題を後回しにて忘れたまま終わろうとしたいつかの夏休みでさえ、こんなに遅くまでは起きていなかった。
それでも気分や体はすっきりしていて、普段と変わらない時間に目が覚めた。
目が覚めて、頭に浮かんだのは夜中に読み終えた小説のこと。明るくまっすぐな性格のマデリン、正直で、時にはふざけたこともいうジョナス。ふたりの会話が、ふたりを取り巻く人々が、ふたりの向かう先が、なによりふたり自身が、とっても魅力的だった。
シンシア・ローズさん。究極のハートウォーミング・ノベリスト——。彼女の作品を、もっと読んでみたい。
わたしは一階におりると、キッチンでお母さんが切っていたバゲットをわきからちょっと手を伸ばして一切れもらった。それを食べながら玄関に向かい、靴を履く。
玄関を出る前に、学校へいくときのように靴箱の上の小皿から自転車の鍵をとった。
最後に口に入れたバゲットを飲みこんで、自転車のロックを外して乗りこむ。
坂はほとんどないけれど車の通りが激しい道ではなく、肺を鍛えるためにもと思い、車の通りがほとんどない、急な坂の多い道を選んで自転車をこいだ。



