☆☆☆
愕然とした気持ちで教室へ戻ってくると、ホワイトボードの文字が追加されていることに気がついた。
『喧嘩する者は消えろ 橋本未来抹消』
その文字に充が床を蹴りつける。
「もう喧嘩はしてねぇだろうが!!」
誰もいない空間に向かって吠えたのは正志だ。
この言葉が犯人に聞こえているかどうかはわからない。
ホワイトボードにはなんの変化も見られなかった。
「怒鳴ったり、攻撃的になるのはやめたほうがいい」
修がふたりをたしなめる。
しかし充は修を睨みつけた。
「なんだよお前、1人だけ悠々とした態度取りやがって」
「俺は別にそんな……」
「うるせぇ! だいたいお前はなんでここにいるんだよ? 別に成績が悪いわけでもねぇのに自分から参加して、一番怪しいじゃねぇかよ!」
充が唾を飛ばして怒鳴る。
その迫力に押されて修は後ずさりをした。
愕然とした気持ちで教室へ戻ってくると、ホワイトボードの文字が追加されていることに気がついた。
『喧嘩する者は消えろ 橋本未来抹消』
その文字に充が床を蹴りつける。
「もう喧嘩はしてねぇだろうが!!」
誰もいない空間に向かって吠えたのは正志だ。
この言葉が犯人に聞こえているかどうかはわからない。
ホワイトボードにはなんの変化も見られなかった。
「怒鳴ったり、攻撃的になるのはやめたほうがいい」
修がふたりをたしなめる。
しかし充は修を睨みつけた。
「なんだよお前、1人だけ悠々とした態度取りやがって」
「俺は別にそんな……」
「うるせぇ! だいたいお前はなんでここにいるんだよ? 別に成績が悪いわけでもねぇのに自分から参加して、一番怪しいじゃねぇかよ!」
充が唾を飛ばして怒鳴る。
その迫力に押されて修は後ずさりをした。



