「でも発案者はお前だった」
正志までが充を被弾し、バッドの先を向けた。
「なんだと!? 俺1人の責任にする気か!?」
親友だと思っていた正志にまで責められて充の顔は真っ赤に染まる。
「あんた学校でも面倒だったじゃん。自分の思い通りにならないとすぐに怒鳴ってさ! だから私達、仕方なくあんたに付き合ってあげたんじゃん!」
「なんだと!? お前は歩のことまで呼んで俺よりも楽しんでただろ!」
「元はと言えば充があんなこと考えなきゃよかったんじゃん!」
3人の怒号が教室に響き続ける。
その声は徐々に大きなり、ヒートアップしていく。
「おい、やめろよ」
修が止めに入るけれど、その声は誰にも聞こえていなかった。
3人は互いに責任をなすりつけ合い、自分は悪くないと主張している。
そんなことしても、意味ないのに。
起きてしまった出来事は変えられない。
変えなきゃいけないのは、これから先にある未来の方だ。
私はこれ以上犠牲者を出したくなくて、原因を探ろうと提案したんだ。
それなのに、どうしてこんなことになるの……。
みんなの心がバラバラに離れていくようで涙が滲んだ。
正志までが充を被弾し、バッドの先を向けた。
「なんだと!? 俺1人の責任にする気か!?」
親友だと思っていた正志にまで責められて充の顔は真っ赤に染まる。
「あんた学校でも面倒だったじゃん。自分の思い通りにならないとすぐに怒鳴ってさ! だから私達、仕方なくあんたに付き合ってあげたんじゃん!」
「なんだと!? お前は歩のことまで呼んで俺よりも楽しんでただろ!」
「元はと言えば充があんなこと考えなきゃよかったんじゃん!」
3人の怒号が教室に響き続ける。
その声は徐々に大きなり、ヒートアップしていく。
「おい、やめろよ」
修が止めに入るけれど、その声は誰にも聞こえていなかった。
3人は互いに責任をなすりつけ合い、自分は悪くないと主張している。
そんなことしても、意味ないのに。
起きてしまった出来事は変えられない。
変えなきゃいけないのは、これから先にある未来の方だ。
私はこれ以上犠牲者を出したくなくて、原因を探ろうと提案したんだ。
それなのに、どうしてこんなことになるの……。
みんなの心がバラバラに離れていくようで涙が滲んだ。



