「充!?」 未来が慌てて駆け寄ってくる。 「いってぇ……」 体のあちこちを擦りむいてしまって血が滲んでいる。 これからグラウンド100周しなければいけないのに! 「大丈夫?」 「くっそ。出れねぇなら先にそう言えよ!」