Cherry Blossoms〜咲き誇った花の名は〜

「皆さん、どうしてここに!?テロのせいで多くの人が怪我をしていたはずじゃ……」

桜士は驚きながら言う。都内のあちこちで爆破事件が起こされ、多くの負傷者が出たことを桜士は現場にいたため嫌でも知っている。少し混乱している桜士に、アルフレッドが力強く笑った。

「確かに怪我人は大勢いたさ。でも、俺たちがいたからね。何とかなったよ」

「俺たちはeagleのメンバー。どんな状況でも素早く的確に治療できるよ!」

オリバーがアルフレッドの肩に手を置き、同じように力強い笑みを浮かべる。

「私たちは目の前で苦しんでいる患者さんを助ける義務がある。でも一花のことも大切だからな」

「二兎を追って二兎を得るよ」

モニカとリティクが桜士を真っ直ぐ見つめる。その目に迷いは一切なかった。

「私たちはいつでも戦えるわ!」

「一花を助けに行きたい!」

ナタリアとアルオチが強く拳を握り締める。その目は、一花を心配しているように見えた。