壮絶の川原/その12
祥子
私は目を疑った…
「うぉおおー!!」
地面に片膝をついてダウン寸前だった横田が、渾身の力を振り絞り、一気に起き上がったぞ
と同時に正面の麻衣に抱き着き、そのままの態勢で川に向かって突進していったよ…
アイツ、まさか…
横田の俊敏な動きに不意を突かれた麻衣は、後ろ向きの態勢で川の中へとまっしぐらのラッシュだ…
あの麻衣がなんて格好だよ…
横田は大声で雄たけびを上げながら、麻衣を川の中へ押し倒しやがったぞ…!
ほんの数十秒前まで、誰の目にも横田が麻衣に潰されるのは時間の問題に見えただろう
しかし、我々の目の前では今、信じ難い情景が展開している…
それは、全く想像だにできなかった横田の反撃だった
...
バシャーン…!!
麻衣は後ろから勢いよく水面に尻もちをつくと、水しぶきを上げて顔まで水に浸かった
「行くぞー!テメー!」
ジャボーン…!
すかさず横田は、起き上がる前の麻衣の髪を掴むと、思いっきり川の中へその手にした相手の顔面を沈めた
そして片足で麻衣の首を力任せに踏みつけ、凄い形相で仁王立ちだ
水中に首から上を埋め込まれた態勢の麻衣は、必死に抵抗をしているが、もはやもがき苦しむのみといった体だった
およそ30秒ほどで一旦麻衣の顔面を引き上げた横田は、すぐにまた麻衣の髪の毛を鷲づかみにすると、再び水中に押し込んだ
「喰らえ、このヤロー!!」
ジャボーン…!
何て野郎だ…
横田は何のためらいもなく、長い脚で麻衣の首を踏みつけている…
それはまさに、水中窒息の刑だよ
見かけ普通の女子高生による、その情け容赦ない残忍な攻めに、この場の全員は思わず息を飲んでいた…
祥子
私は目を疑った…
「うぉおおー!!」
地面に片膝をついてダウン寸前だった横田が、渾身の力を振り絞り、一気に起き上がったぞ
と同時に正面の麻衣に抱き着き、そのままの態勢で川に向かって突進していったよ…
アイツ、まさか…
横田の俊敏な動きに不意を突かれた麻衣は、後ろ向きの態勢で川の中へとまっしぐらのラッシュだ…
あの麻衣がなんて格好だよ…
横田は大声で雄たけびを上げながら、麻衣を川の中へ押し倒しやがったぞ…!
ほんの数十秒前まで、誰の目にも横田が麻衣に潰されるのは時間の問題に見えただろう
しかし、我々の目の前では今、信じ難い情景が展開している…
それは、全く想像だにできなかった横田の反撃だった
...
バシャーン…!!
麻衣は後ろから勢いよく水面に尻もちをつくと、水しぶきを上げて顔まで水に浸かった
「行くぞー!テメー!」
ジャボーン…!
すかさず横田は、起き上がる前の麻衣の髪を掴むと、思いっきり川の中へその手にした相手の顔面を沈めた
そして片足で麻衣の首を力任せに踏みつけ、凄い形相で仁王立ちだ
水中に首から上を埋め込まれた態勢の麻衣は、必死に抵抗をしているが、もはやもがき苦しむのみといった体だった
およそ30秒ほどで一旦麻衣の顔面を引き上げた横田は、すぐにまた麻衣の髪の毛を鷲づかみにすると、再び水中に押し込んだ
「喰らえ、このヤロー!!」
ジャボーン…!
何て野郎だ…
横田は何のためらいもなく、長い脚で麻衣の首を踏みつけている…
それはまさに、水中窒息の刑だよ
見かけ普通の女子高生による、その情け容赦ない残忍な攻めに、この場の全員は思わず息を飲んでいた…



