大きな大きな声で言ったら、にぎやかな文化祭の教室にも聞こえたようで、何人も何人も窓から顔を出した。 「ふふふっ、咲、声が大きすぎ」 そう言って颯斗は笑ったけど、 「ばか、颯斗ー。笑いごとじゃなーい」 ぷんぷん怒って、颯斗を叩こうとしたら、颯斗は咲の手をスッと掴んだ。 「ちゅっ」 音をたててキスされる咲の手首。