こんなだいふくの声は聞いたことがないのに。 そう思っていたら、颯斗にしがみついただいふくの態度をどう解釈したのか、颯斗がだいふくの顔をのぞきこんで聞いた。 「あれ? だいふく、どうしたんだ? 今日は甘えんぼモードなのか? あ、そうだ。まだ自己紹介してなかったな。こっちの女の子は亜湖ちゃんっていって、俺の幼なじみなんだよ」 「にゃー」 「だいふくも亜湖ちゃんと一緒に遊ぼうか」 そう言って颯斗は、だいふくを亜湖ちゃんに渡そうとした。