優くんの甘い看病

「あのね。あの、」

「大丈夫、ゆっくりでいいよ。」

「ぎゅってしながら、運んでほしいの。」

「ぎゅって、それはずるいだろ。」

「優くん、やっぱり、やだよね。
 ごめんね、変なこと言って。なか、はいって。寒いよね。」

「優く

グイッ

ぽす   ぎゅー