優くんの甘い看病

「泣かないで、美鈴。大丈夫。どこにも行かないから。」

「本当?」

泣きながらそう言う美鈴を優しくぎゅっと抱きしめ、頭を撫でた。

「よしよし、大丈夫。安心して寝な。」

「うん。おやすみ、ゆーくん。」

「おやすみ、美鈴。」 

美鈴は安心しきったかのように、すぐに寝てしまった。