いつもと違う誕生日

「佐藤くん、おはよう。」

「おはよ。」

「佐藤くん、あの

キーンコーンカーンコーン

「ん?」

「あっ、やっぱりなんでもない。」

「そ?」





佐藤くんは不思議そうにしつつも、前を向いた。

『不信がられたよね。どうしよう。』

『川西さんにケーキいつ渡そう。』