『あ!ヤバッ!駄目って言われてたのに、────』
2神の態度でやっと自分が失言したことに気付き逃げようとする。

『逃がすわけないでしょう?』
『しっかり、吐きましょうねぇー』

『やーん!』

生命の神を2神は取り押さえ、身動きがとれない状況にする。

そこから、人間界で言う10分程した頃──────

『はぁ───────』

2神と生命の神による沈黙の時間は、生命の神のため息により幕を閉じる。

『で?誰が眷属送ってるって?』
『ここまできて、誤魔化すのはないわよ』

『言うわよ、言うわ。
送ってるのは───

最高神様よ』

『『──────』』
2神はその神の名を聞いたとたん黙った、黙るしかなかった。

『? ねぇ!聞いてる?』
あまりにも反応が帰って来ないため生命の神は問いかける。

『──大丈夫、聞いてるから、、、』

『あまりにも予想外すぎただけだよぉ~。と言うかその話本当ぉ?』

『うん。前、相談されたから。
娘を監視する父親ってどう思う?って』


一瞬の沈黙の末────

『ぅ、ウフフ、あはははは──wwwヤバ腹筋崩壊しそう』

『いゃー、最高神様もなんだかんだいって娘が関わったら、ただの父親かぁー。
良いネタもらったわぁー。
後で揺すろぉー』

その後2神は、しばらくの間腹を抱えて爆笑していた、らしい。



その時、空には─────3神の頭上の濃紺の中には金銀に輝く星々が点々と散らばっていた。