「大平くーん」
え
「俺たち一般生徒にそんな近年の若者問題なんて解決できるわけないじゃん」
さ、佐賀くん?
「会長の話聞いてたー?夏休み明けの行事のために、そこで指示する立場である俺たちが、まず自分の生活を改めて長期休暇を過ごすようにって話だったんだよ」
足を組んで椅子にもたれかかりながら大平くんをその整った顔でうざったそうに見つめる
佐賀くん?
「俺たちは三年生の生徒会役員、この学校の顔だぜ?他に目を向けるよりまずは己を改めろって言ってくださったんだよ。
てかさー何?己を見つめ直す必要はないってくらい大平は完璧なわけー?」
お、おお…
なんかそれっぽいこと言ってる
「い、いやそれは」
大平くんがよどむ
「会長に何かと文句つけるのやめてくんない?いつも綺麗にまとめてくれるのにさ、お前のせいで困ってんだよ。もちろん会長だけじゃないぜー」
他の役員を見るとみんなじとっとした目で大平くんを見ている
「…す、すみません」
「分かればいいんだけど。ね?会長」
え、あ
「はい。もちろん大平くんの言っていることもその通りです。ですがまずは近しいところから…やっていきましょう」
「…はい」
「で、では今日の会議はこれまでです。お疲れ様でした」
「「ありがとうございました」」
…佐賀くん
助けてくれたのかな


