偽恋人の恋愛事情




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「…ということで、夏季休暇明けは体育祭や文化祭などの行事が立て続きにあります。我々生徒会役員こそ夏季休暇中にだらけすぎないよう気をつけてください」

「「はい」」

「以上で今日の会議は終わりますが、何か質問はありますか?」


「会長」



「はい」


えーと、彼は…ああ

「大平くん」

3年2組大平くん
彼は何かと私に文句をつけたがる

どうやら私が生徒会長であることに納得いっていないようで


「夏季休暇中にだらけない…というのは我々にだけ言えることではないと思います。何か一般生徒に向けての取り組みなどはないのですか?」

はー
知らんし


「近年、若者の素行の悪さはより目立ち始めています。生徒会長としてそう言った問題にどう取り組むか意思表示をお願いします」

だ、だるい
だるすぎる

私だって一般生徒だよ

なんなんだよもう


「えー…そう、ですね。もちろん我々が見本となるような生活を送ることは大前提です。そういった姿勢を提示しない限り、他の生徒へ呼びかけられる立場ではなくなります。あくまで生徒会役員として見本となるような姿であること、それをクリアした上で…」


えーとー
あー何を言っているのかわからなくなってきた