偽恋人の恋愛事情




「あれ、会長どこいくの?」


少しして時間を確認した私は席を立った

坂下さんと松本さんがついてこようと立ち上がる


「…ちょっと、用事です。ついてこなくていいですから」

「えぇ!なんでよー!」
「お供しますー!」

なんでそんな取り巻きみたいなことを


「やらなければならないことがあるだけですから。その代わり」

「「?」」





「昼休み…お、お弁当…一緒に食べてください」

いつもは、席で1人で食べているお弁当


高校生活最後のこの年くらい…

友達とわいきゃいしてみたい



「かっっっ……わいすぎる」
「むしろよろしくお願いしたい」



「い、いいんですか?」

「いいに決まってるじゃん!!約束だよ!絶対だからね!会長!」
「楓くんのところ行っちゃダメだよ!」


…もっと

早くいえばよかった


「ありがとう」

嬉しくなって微笑めば


「か、会長…楓くんやめて私たちと付き合おうよ」

は?

「可愛すぎて死ぬ」

何言ってるの


「会長ファンクラブ立ち上げるか」
「せやな」

「結構です」