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「どうすんの?」
「どうしましょうね…」
放課後
当然の如く下駄箱で私を待っていた楓くん
並んで下校をしている途中
もうすぐ分かれ道がしまうと言う時に、不意とそんなことを言った
「いつまでも外にいるわけにはいかないので、いつかは帰らなきゃ行けないですけど」
「…」
そう。
問題は今日の帰宅のことだ
昨日あんなに取り乱して家を飛び出し、楓くんの家に転がり込んだ
あいつらは追って来なかったけど
だから余計に気まずい
「今日も俺ん家来る?」
いやいやいやいや
「流石にそう何度もお世話になるわけには」
手を顔の前でブンブンと振る
「俺は構わないけど」
「てあっ!?」
暴れていた私の手を楓くんが掴み、そのまま恋人繋ぎになる
こ、恋人らしい空気…作らなきゃいけないもんね
そうよ、そのためよ
だから鼓動よ、落ち着け
「どーする?来る?おいでよ」
な、なぜそんな来させたがる
「で、でも…」
どちらにせよ荷物を取りに行かねばならん
「レッツ反抗期」
えー…
だが帰りたくない
死ぬほど帰りたくはない
この前は水で済んだけど、次顔見たらフォーク投げるかもしれないし


