「う、嬉しい…けど。 せ、せめてお風呂は時々にして!」



すると彼は口を覆いボソッと

『僕が言い出したけど……時々ならいいんだ』


なんて言ったのだろう。と首を傾げながら見つめていると



「仕方ないから今はそれで許してあげる。 でも僕はずっと瑠花成分が枯渇してる状態だから一時でも離れたくないの。だから早く追いついて」



世の中からしたらこれは 『重い』 のだろう。

それが嬉しい私はきっともう、正常では無い。

でもそんなのはどうでもいい。



今まで傷ついて我慢した分、

彼の愛にどっぷり浸かりたいし、私もたくさん愛情を注ぎたいのだ。



「嬉しい…理斗好き!私のことたくさん独り占めして?」


なんてちょっと攻めたことを言うと……

途端に理斗の顔が真っ赤に染まった。