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家に入ると⎯⎯⎯


目を輝かせてキョロキョロする彼女に心を射抜かれつつ


彼女を先にお風呂に入らせ、自分も後から入ると

風呂場の使用後感に彼女の隠れた部分を想像して、 のぼせそうになったため早々に上がった。


それなのに

リビングにいる彼女の艶めかさに、せっかく冷めかけた熱が戻ってしまうのであった。



彼女の綺麗な髪を触ってみたくなり

ドライヤーを奪いとって乾かそうとすると…

されるがままになる彼女に、それはそれは心を乱された。



彼女から香る自分と同じ匂いに欲が駆り立てられ

その誘惑に少しばかり負けた俺は

彼女の頭に鼻を付け、匂いをしっかり堪能させて頂いた。



顔を赤くする彼女に嬉々を感じつつ、警戒を解いてもらい

俺の髪も乾かしてもらった。



それはまるで同棲中のカップルで最高の一時だった。