◇◇


不安のあまり自分の部屋に連れてきてしまい

一旦落ち着くために彼女を抱きしめる。


すると彼女があやすように僕の背中を撫でたせいで

感情が爆発しかけベッドに押し倒してしまった。



嫉妬心で彼女を傷つけないよう

必死に隠しながら気になってることを聞く。


彼女は困惑しながらも

僕と一緒に居るのは好きだと言ってくれた。



⎯⎯⎯僕は、もう止められなかった。



今すぐその小さくて可愛い頭の中を……

僕でいっぱいにしてやりたくて仕方がない。



だから、彼女を見つめて⎯⎯キスを落とした。



すると彼女の目が少し潤み、

心做しか誘っているように見えたのでつい


「もっと深いのしてもいい?」


なんて懇願すると抵抗されず

彼女は素直にその小さな口を開けてくれた。