漫画チックな絵ではなく、まるで絵画の授業のデッサンのようなタッチで描かれた、私…


「目の前に可愛い子がいたから、描きたくなっちゃった」

「なっ!///」


緑さんは私の方にトコトコと近寄ってきて、頬にキスをされた。


「み、緑さん///」

「いつ、私のものになってくれるのかな?」


いじわるそうに笑う緑さんをみて、私はぷくっとキスされたばかりの頬を膨らませる。


「いきなりキスしてくる人のものに、私なりませんよ。」



もう少し緑さんには我慢が必要!


しょんぼりした様子で自分の仕事に戻る緑さん。



少し私はいじわるな人間なのかもしれないと、目の前の素敵なお姉さんを見て思った。