「おう!お前らも楽しめよ!」
言われなくたって!
と、心の中で返事をした。
「ちょっと、あや〜?手繋がなくてもどこにも行かないよ?」
「お前のその言葉は信用ならなたい」
ひどー
まぁ、自業自得だけどね。
「いなくならないよ。大丈夫、私はここにいるから」
泣きそうな顔から、ほっとした顔になった綾都。
こんな顔させたくないのにな…。
ごめんね、綾都。
心の中で謝る。
「も〜!早く行こ!」
「……あぁ」
綾都の手を引っ張り、入り口へ行く。
「あ〜!緊張してきたっ」
「はぁ、仕事の時は緊張しねぇくせにな?」
嫌味っぽく言う綾都にムカッとしながら言う。
「仕事は長年してるもーん。慣れてるからだもん」
「はいはい」
適当に返事をする綾都。
はぁ、本当に厄介な人だな…。
「お次のお客様〜」
「はいっ!」
「はい」



