推しからの溺愛にはご注意!


ただでさえチケットの入手は困難なんだから!


しかも休みの日は、ほとんど仕事だし!



「悪かったって〜、純恋」


「分かればよろしい」


「何様だよ。お前ら、着いたぞ」



肩を揺らしながらククッと笑う綾都。


こう言う時は“私様”って言うのが正解⁇


ところで、いつのまに次の会場着いてたんだろう……話に夢中になってた…。



「お!推しと話せるのか!」


「神ってるよね〜!」


「ふゆは推しのところ行くんだよな?」


「あぁ!」



実は、冬馬にも推しがいるんだよね〜。


芸能人が芸能人推すのもいいな〜。



「じゃあ俺は、純恋について行くから。迷子になるなよ?」


「俺は子供じゃねー!」



充分子供だよ……はぁ。


忘れたのかな?


前、迷子になって迷子センターで幼稚園児ぐらいの子供達と一緒にいたの。


本当、高校生とは思えない…。



「じゃあ俺ら、行くな?行くぞ、純恋」


「はーい」