『冬馬くん、綾都さん、そろそろ撮影の時間だよ?』



Night LOVEの岸 伊緒(-キシ イオ-)がそう言う。



『そうだな。純恋、好きなもん頼んでいいからな』


『食いすぎるなよ〜』


『了解〜。冬馬は一言余計!』



撮影をしに行った3人をよそに、純恋ちゃんは次々に注文する。



『葵くんは何か欲しいのある?』


『俺は…純恋ちゃんのおすすめは?』


『おすすめか〜。オレンジジュース一択!」


『じゃあ、オレンジジュースで』


『えっ?それでいいの?食べ物は何かいる?』



食べ物か…



『…パンケーキ』


『パンケーキね、OK!店員さん!』


『はい。ご注文は?』


『オレンジジュースを二つ、パンケーキを一つ、サラダを二つ、抹茶ラテを一つ、ソフトクリームのバニラを一つ、ストロベリーを一つお願いします』


『はい。かしこまりました』


『葵くん、席座ろう〜』