「『セツ』・・・私に何かできないかしら・・・・」



「華様・・・・」




今・・・華様に出来る事は・・・・。




「お嬢様を、元気づける事です」



私がそう言うと華様が小さくうなずかれた。



「わかったわ・・・
明日ぐらいに博物館に行きましょう?」



クス。




「そうですね」



しかし・・・・。
この博物館こそが、大きな悲劇となった・・・。