キュッと目をつむり、覚悟を決める。
急に脳裏に弟と妹の顔が思い浮かぶ。
たった一瞬が数秒に感じた。
誰かの声が聞こえたような気がしたけどそんなことを気にする余裕もない。
……そろそろ……か。
どさどさどさぁっ。ばたーんっ。
落ちっ…………て……ない?
「あの~」
ん?下?上?近くから声が聞こえる。
目を開けると目の前には、黒い髪に赤い瞳の少し不愛想な男の子がいた。
年齢は……って。
「!?」
わわわわわわっ!私!この子の上に乗ってる⁉
私は男の子に覆いかぶさってるようになっているのに気づき!?
ボフッ
顔が恥ずかしさでバクハツしてしまう。
「ご、ごごごっ、ごめんなさ」
「あんた。なんなの?ずっとキョロキョロしてんのかと思ったら、ブルブルしながら脚立に上り始めて」
……はい?
「そのくせ、バランス崩して落ちるとか、だっせ」
え、あ、この子が受け止めてくれたのか。
まあ、確かに重かったのかもしれないけどさ⁉す、すこしぐらい心配の言葉をかけてくれてもいいんじゃないの?
「は、はあ、まあ、助けてくれたのは本当にありがとうございます。……ですが、ダサいとは聞き捨てなりません!」
「は?ダサい以外に何があんだよ?てか、レジとかつぶやいていたけど、もしかして迷子かよ」
「ま、迷子じゃないし!別に迷ってないです~!」
このままじゃ埒が明かない。
そう思った私は、男の子をキッとにらんでレジの方へ走っていった。
急に脳裏に弟と妹の顔が思い浮かぶ。
たった一瞬が数秒に感じた。
誰かの声が聞こえたような気がしたけどそんなことを気にする余裕もない。
……そろそろ……か。
どさどさどさぁっ。ばたーんっ。
落ちっ…………て……ない?
「あの~」
ん?下?上?近くから声が聞こえる。
目を開けると目の前には、黒い髪に赤い瞳の少し不愛想な男の子がいた。
年齢は……って。
「!?」
わわわわわわっ!私!この子の上に乗ってる⁉
私は男の子に覆いかぶさってるようになっているのに気づき!?
ボフッ
顔が恥ずかしさでバクハツしてしまう。
「ご、ごごごっ、ごめんなさ」
「あんた。なんなの?ずっとキョロキョロしてんのかと思ったら、ブルブルしながら脚立に上り始めて」
……はい?
「そのくせ、バランス崩して落ちるとか、だっせ」
え、あ、この子が受け止めてくれたのか。
まあ、確かに重かったのかもしれないけどさ⁉す、すこしぐらい心配の言葉をかけてくれてもいいんじゃないの?
「は、はあ、まあ、助けてくれたのは本当にありがとうございます。……ですが、ダサいとは聞き捨てなりません!」
「は?ダサい以外に何があんだよ?てか、レジとかつぶやいていたけど、もしかして迷子かよ」
「ま、迷子じゃないし!別に迷ってないです~!」
このままじゃ埒が明かない。
そう思った私は、男の子をキッとにらんでレジの方へ走っていった。
