漢字「碧斗!」
「あさひ…、そんなドレスで走って来ないでいいよ」
俺を見付けたあさひが駆け寄って来た。
「来てくれたんだね」
「行くって言ったじゃん」
照れくさそうにあさひが微笑んだ。
「この子が、碧斗くん?」
その隣…、真っ白なタキシード姿の…
「うん、幼馴染みの碧斗。で、…旦那さんの駿くん」
初めて見た。
想像より小柄で、俺より少し低いくらい。
でも瞳をなくすぐらいくしゃくしゃにして笑った顔は人の良さが滲み出てるみたいだった。
「こんにちは、いつもあさひちゃんがお世話になってます」
「私がお世話になってるんじゃないよ!私のが年上なんだから!」
「うん、でもあさひちゃん少し心配なところあるから…」
…よくわかってるじゃん、あさひのこと。
あさひはだいたい勢いだけで突っ込むんだけど、それでいて急にふわふわしたこと言い出すんだ。
それはそれでいいところで、可愛いところなんだ。
…俺だけの、と思ってたのに。
「あさひ…、そんなドレスで走って来ないでいいよ」
俺を見付けたあさひが駆け寄って来た。
「来てくれたんだね」
「行くって言ったじゃん」
照れくさそうにあさひが微笑んだ。
「この子が、碧斗くん?」
その隣…、真っ白なタキシード姿の…
「うん、幼馴染みの碧斗。で、…旦那さんの駿くん」
初めて見た。
想像より小柄で、俺より少し低いくらい。
でも瞳をなくすぐらいくしゃくしゃにして笑った顔は人の良さが滲み出てるみたいだった。
「こんにちは、いつもあさひちゃんがお世話になってます」
「私がお世話になってるんじゃないよ!私のが年上なんだから!」
「うん、でもあさひちゃん少し心配なところあるから…」
…よくわかってるじゃん、あさひのこと。
あさひはだいたい勢いだけで突っ込むんだけど、それでいて急にふわふわしたこと言い出すんだ。
それはそれでいいところで、可愛いところなんだ。
…俺だけの、と思ってたのに。