あの日ふたりは夢を描いた

そうやってなんとか毎日を過ごしていた。

月日が経つのは早いもので、彼が亡くなってから二ヶ月後が経とうとしていた。

制服に着替え一階のリビングへ行くと、お母さんがいつもと変わらず朝食の準備をしている。

「おはよう」

「おはよう真白。はい、朝ごはん」

食パンと目玉焼き、ベーコン、ウインナー、レタスとトマトが盛り付けられたプレートを受け取り席に着く。

テーブルの上に置かれたリモコンを操作しテレビをつけた。

朝のニュース番組で、彼がユニットを組んでいた二人がデビューすることが報道されていた。