私の大切な人

次の朝が来た
今日は、お母さんが来る日だあ
今日で全てが決まるかな
本当にどうしたらいいのかな
このまま別れても後悔しないかな
素直になりたいけど
ひでくんは良い人なのは分かってるけど
優しすぎるよ。
出会ったのは運命なのかな?
とりあえず
お母さんに会うしかない
気まずいなあ
何を話したら良いんだろう。
ちゃんと話しを聞いてくれるかな?
かなり不安だなあ
そろそろ
ひでくんが迎えに行って帰って来る
そろそろ時間だあ
どうしよう
会うのが気まずいよ
達也の事があるから
私の気持ちはまだ達也を思ってる
だから、このままの状態で結婚とか
考えられないよ。
ちゃんとお断りをするべきだよね。
このままプロポーズを受けてもダメだよね。
ひでくんの事を傷つけてしまう
指輪は、きちんと返したし
やっぱりこれ以上は傷つけたくないよ。
もう少ししたら
お母さんが来られる
どうしよう
緊張するなあ
何てお断りしよう
正直に話した方がいいかな?
でも、ひでくんを傷つけてしまう
本当にどうしよう
時間が迫って来た。
そろそろ
お茶の準備をしないと
お菓子もいるかな?
昨日、急いで作ったから味は美味しいかは分からないけど
お茶とお菓子の準備をした
そうしたら家の電話が鳴った。
しtにもう着いたという連絡の電話だった。
私は急いで下まで迎えに行きました。
そして、ご挨拶をして家まで案内をした。
私は急いでお茶をお出しした。
そして、ひでくんのお母さんに呼ばれて話しは始まった。
まず私の話しを聞いてもらいました。
私は隠さずに正直に全てを話しました。
お母さんは、かなりビックリされていました。
私は、お母さんに言われました。
あなたは英行の事は好きではないのと聞かれたので
私は正直に話しました。
英行さんの事は好きです。
でも前の彼の事もほっとけないんです。
お母さんが何で、ほっとけないのかを聞いて来た。
私は正直に今の彼の状態を話した。
精神状態が不安定な事
その理由は私にもある事を伝えた。
お母さんは怖い顔をしていた。
じゃあ婚約破棄にするのと聞かれたので私は正直に申し訳ありません。
今の気持ちのまま婚約は出来ませんと
お断りをした。
やっと、ひでくんが話し出した。
俺は、ありさと別れるつもりはないし
気持ちが落ち着くまで待つと言い出した。
私は、彼の言葉にかなりビックリした。
お母さんは反対をしていた。
もう諦めなさいとハッキリ彼に伝えた。
でも彼は、お母さんの言う事は聞かず

私の気持ちが落ち着くまで待つと私に伝えて来た。
私は、すぐには返事が出来なかった
でも彼は本気みたいで
私は、どうしたらいいのか
分からなかった。
ドンドン時間だけが過ぎてきて
お母さんが達也さんを今すぐ
ここに呼びなさいと言った。
私は、彼は関係ないので
止めて下さいとお願いしたけど
聞き入れてもらえなかった。
なので
私は急いで達也に連絡をした。
そして事情を話して急いで私の家まで来てもらいました。
20分後に達也は家に来ました。
そして、お母さんと話しをしました。
達也は正直に自分の気持ちを話しました。
私の事がまだ忘れられない事や
諦められない事を正直に話しました。
お母さんは私に聞いてきました。
あなたは彼の事をどう思っているのか
と聞かれた。
私は正直に話しました。
今は恋愛感情はありません。
でも今のままの状態の彼をほっとく事は出来ません。
私は、お母さんに達也が元に戻るまで
待ってほしいとお願いをしました。
英行さんとは
このまま、お付き合いを続けていきます。
その代わりに婚約は立ち直るまで
待って下さい。
英行さんとは結婚しますと伝えた。
お母さんは婚約破棄はしません。
それが条件ですと言われた。
このまま婚約はしてもらいますと
お母さんに言われたので
その条件を受ける事にした。
私は達也に謝りました。
こんな事になって本当にごめんなさい
達也はこう言いました。
自殺まで追い詰めたのは俺なんだから
謝るのは俺だから
ありさは幸せになれと言われた。
そして俺の事はもう大丈夫だから
立ち直るまで待たなくていいから
お前は英行さんと幸せになれと私は言われた。
私は涙が止まらなかった。
お母さんは安心した顔をしていた。
そろそろ、お母さんは帰らないといけない時間が来た。
私は、お母さんを下までお見送りをした。
その時に言われた事がある
それは息子の事をよろしくお願いしますと言われた。
私は、こちらこそ
よろしくお願いしますと伝えた。
お母さんは安心して帰って行った。
ひでくんは駅まで送って行った。
私と達也は2人きりになった。
私は何を話したらいいか分からなくて
急いでダイニングまで
お茶を入れ換えに行った。
そしたら後ろには達也が居た。
ありさ
ゴメン
今だけ抱きしめさせてと達也は言って
私の事を抱きしめた。
私も抵抗もせずに抱きしめられていた。
達也
ゴメンね
一緒に居てあげれなくて
本当にごめんなさい。
私は達也に出会えた事は一生
忘れないから
だから
達也も自分の幸せを
これからは見つけて下さい。
私も絶対に幸せになるから。
社会人になっても頑張ってね。
陰ながら応援してるから
達也なら大丈夫だから
私は最後に達也にお別れのKissをした。
今まで、ありがとうね
幸せな時間をありがとう
たくさんの思い出をありがとう
じゃあ、そろそろ俺は帰るよ。
わざわざ来てもらって
本当にごめんなさい。
じゃあ頑張ってね
さよなら
私は達也を玄関まで見送った。
その後からは、ずっと涙が止まらなかった。
初めて好きになった人だったから
本当に辛かった。
本当は許されるなら
ずっと一緒に居たかったよ。
でも達也のためにも
これで良かったんだよ。
私は、これからは
ひでくんと幸せにならなくちゃね
きっと幸せにしてくれるはずだから
だから、これからは
ひでくんに優しくしていかなきゃ!
早く達也の事は忘れなきゃ
そして、私は
ひでくんのために晩ごはんを作りました。
ひでくんが好きな物ばかり
たくさん作りました。
残ったら持って帰って冷蔵庫に入れて置けば大丈夫。
2時間ぐらいで家に帰って来ました。
そして私は
ひでくんと真剣に
これからの事を話しました。
話しがまとまったので
2人で久しぶりにドライブに行きました。
初めて2人で行った場所に行きました。
懐かしい。
そして私は改めてプロポーズをされました。
ひでくんは私に
これからは僕が
ありさを幸せにするので結婚して下さいと言われました。
そして改めて婚約指輪をはめてくれました。
私は、ひでくんに今まで待たせて
ごめんなさい
こんなダメな私ですけど末長く
よろしくお願いします。
幸せにして下さいと返事をしました。
ひでくんは、すごく喜んでくれました。
2人で明るい家庭を作ろうと話しました。
2人とも寒いねと言いながら
車の中に乗りました。
そして2人で私の家に帰りました。
晩ごはんの支度はしたので
私の家族と一緒に晩ごはんを食べて
会話をたくさんしました。
晩ごはんも終わり片付けも終わったので
みんなで買って来たケーキを食べながら会話を楽しみました。
この日は、ひでくんは泊まる事になりました。
明日と明後日は休みらしいので
ゆっくり2人で過ごせるねと2人で話した。
私は、ひでくんの寝る準備をして
ひでくんはお風呂に入りました。
その後に私が、お風呂に入り
その日は早めに2人とも睡眠に入りました。
この日は本当にいろんな事があり過ぎました。
ドッと疲れました。