1番近くて、1番遠い。

遡ること、1日前。


「何これ?」


俺は朝、桜宮の椅子に置いてある手紙を見つけた。


おそらく、机の中にあったものが落ちてきてしまったんだろう。


白い封筒の上には、『亜湖、音葉くん、志連くんへ』と書かれていた。


何か事情が書いてあるのだろう。


そう思った俺は放課後2人を呼び出した。


「美柑ちゃんからの手紙?」


「3人の名前が書いてあるから一緒に呼んだ方がいいかと」


「中、見てみよう」


ボールペンで綺麗な字で綴られていた2枚にわたる手紙の内容はこうだった。