「別に変なことしないから安心して。当日楽しもうね。」
「…はい。」
あの後も少し話したけれど、何を話したか覚えていない。
眩しかったことにしよう。青葉さんの顔が見られなかったことは。
『良かったじゃん!あー、ついにモモが大人に~』
「そうじゃないってば!」
ハルカとの通話。
「でも自分が自分じゃないみたいになって、絶対やばいやばいゃぁぃ……」
『ガチ照れやん!』
電話越しのハルカは大笑い。
『だってモモから電話なんて今まで無かったし、しかもその内容がねぇ』
「ふはぁっ…やばいっ……」
私はベッドにダイブした。
この気持ちが恋ってやつ?
『素直に楽しみな。きっとその先輩は優しくしてくれるよ。』
「うん。」
『頑張れ、モモ。』
「…ありがとっ。」
素直に楽しむ。
そうだよ。
これはただの花火大会だから!
バイトの先輩と一緒に行くだけだしっ!
今は『素直』とは全く違う『開き直り』でしか自分を保てそうになかった。
「…はい。」
あの後も少し話したけれど、何を話したか覚えていない。
眩しかったことにしよう。青葉さんの顔が見られなかったことは。
『良かったじゃん!あー、ついにモモが大人に~』
「そうじゃないってば!」
ハルカとの通話。
「でも自分が自分じゃないみたいになって、絶対やばいやばいゃぁぃ……」
『ガチ照れやん!』
電話越しのハルカは大笑い。
『だってモモから電話なんて今まで無かったし、しかもその内容がねぇ』
「ふはぁっ…やばいっ……」
私はベッドにダイブした。
この気持ちが恋ってやつ?
『素直に楽しみな。きっとその先輩は優しくしてくれるよ。』
「うん。」
『頑張れ、モモ。』
「…ありがとっ。」
素直に楽しむ。
そうだよ。
これはただの花火大会だから!
バイトの先輩と一緒に行くだけだしっ!
今は『素直』とは全く違う『開き直り』でしか自分を保てそうになかった。



