「どういうこと!?」
「あはは…なかなか切り出せなくて……」
時は流れて6月。
今年の夏はどうやら去年よりも暑いらしく、ちらほら夏服登校してくる生徒もいるくらい。
そして急に聞かされた、
「一学期が終わったら転校します。」
ハルカが転校。
実際に中学の時も、かなり離れた地方から引っ越してきてたな。
両親が転勤が多い職業らしく、ここまで長くいたことは逆に珍しいらしい。
中学からだけど、一番仲が良かったからこそ寂しい気持ちになった。
「ハルカがいなくなるなんて寂しいわ」
「クルミ、大丈夫。7月までいるから」
クルミちゃんとハルカは2人とも落ち着いた見た目・落ち着いた大人な性格から気が合うのか、経った2ヶ月しか共にすごしては居ないけれど、名残惜しい様子だった。
クルミちゃんに限らず、ナツキも少し寂しげな顔をしてた。
「モモ!今日ってバイト?」
「ううん。一緒に帰ろう」
部活組の2人とさよならして、ハルカと下校する。
桜が咲いていた頃が懐かしい。
たった2ヶ月前なのに。
河川敷の木を見て思う。
この青春の時間はあっという間に過ぎていくんだ。
何をしても、何もしなかったとしても、刻々と進む時間。
「モモ。」
「何?」
「カラオケ行こう!」
ん?
「あはは…なかなか切り出せなくて……」
時は流れて6月。
今年の夏はどうやら去年よりも暑いらしく、ちらほら夏服登校してくる生徒もいるくらい。
そして急に聞かされた、
「一学期が終わったら転校します。」
ハルカが転校。
実際に中学の時も、かなり離れた地方から引っ越してきてたな。
両親が転勤が多い職業らしく、ここまで長くいたことは逆に珍しいらしい。
中学からだけど、一番仲が良かったからこそ寂しい気持ちになった。
「ハルカがいなくなるなんて寂しいわ」
「クルミ、大丈夫。7月までいるから」
クルミちゃんとハルカは2人とも落ち着いた見た目・落ち着いた大人な性格から気が合うのか、経った2ヶ月しか共にすごしては居ないけれど、名残惜しい様子だった。
クルミちゃんに限らず、ナツキも少し寂しげな顔をしてた。
「モモ!今日ってバイト?」
「ううん。一緒に帰ろう」
部活組の2人とさよならして、ハルカと下校する。
桜が咲いていた頃が懐かしい。
たった2ヶ月前なのに。
河川敷の木を見て思う。
この青春の時間はあっという間に過ぎていくんだ。
何をしても、何もしなかったとしても、刻々と進む時間。
「モモ。」
「何?」
「カラオケ行こう!」
ん?



