君にかける魔法

気持ち悪い?
嫌になる?

離したくない…

独占欲が出てしまった。

どんどんキスが深くなっていく。

離れようとしても私は離さなかった。
そしてモモも離れなかった。

モモの荒い吐息で、私がどんどんモモの沼に堕ちて行くのがわかる。

抱きしめる感触、触れ合う唇、絡まり合う体、

幸せだった。



そんな好きな人に迷惑かけるとか、しかも修学旅行で、
2日目は最悪だった。
苦手な絶叫系にカッコつけて乗って、具合が悪くなって、気を使わせて。

昨日のことも謝ったけど、気にしてないと言ってくれて、
彼氏と別れたから欲求不満ー!とかふざけて気を紛らわす感じに言ってみたけど、恋愛に関して相談に乗るとも言われた。

どこまで、良い子なんだろう。

普通急にあんなことされたら、気持ち悪いでしょ…
しかも同性、好きでもない相手に。



『私がいるのに、攻めすぎなんですけど。』
クルミはどうやら昨日起きていたらしく、全て聞こえていたらしい。
あくまでクルミの感だけど、モモは多分寝てなかったみたい。
確かに夕方あたり、楽しそうにはしていたけれど、かなり疲れている感じがした。

『あんたも気持ち伝えなさいよ』

クルミには全て見透かされていた。